top of page

小紅書が企業用Wechatと連携するかも

執筆者の写真: Makoto YoshikawaMakoto Yoshikawa
小紅書
小紅書が企業微信へのジャンプ機能を内部テスト中。これは、一部の事業者にのみ公開されており、アカウントのメモの下に「顧問追加」というボタンを付けることができるようになる予定。この機能は、顧客が企業微信ページに移動してから追加するように促すものです。これは小红书にとって大きなステップであり、特に引き留めの厳しい態度を取ってきた小红书にとっては、広告の過剰な流出と外部サイトへの流失を防ぐための新たな突破口を意味しています。

主な詳細と背景

- 機能の目的: 事業者が小紅書内での顧客との交流をより効率的に行えるようにするため。

- テストの対象: 現在、一部の事業者に限定されています。

- 利用手順: 記事下の「顧問追加」ボタンから企業微信にジャンプし、そこから顧客が顧問を追加できるようになります。


小紅書の商業化戦略

小紅書は、UGCコミュニティとして、商業化に積極的に取り組んでおり、「B2K2C」モデル(Business to KOL to Customer)を採用しています。これは、商人がKOL(Key Opinion Leader:キーオピニオンリーダー)のメモを通じて製品を宣伝し、消費者にリーチするモデルです。企業微信機能のテストは、このモデルを補完し、商人が直接顧客と連絡を取る手段を提供します。


小红书の挑戦と市場の機会

- ユーザーエンゲージメント: 小红书のMAUは3億人を超えていますが、事業者が顧客と直接連絡を取ることの困難さがあります。

- プラットフォームの規制: 小红书は、過剰な広告や外部サイトへの流出を防ぐために、外部リンクに対して厳格な態度を取っています。

- 技術の進化: AIやその他のデジタル技術を活用することで、商人と顧客のやりとりを効率化し、よりシームレスなショッピング体験を提供することが期待されています。


結論

小红书が企業微信へのジャンプ機能をテストすることは、ユーザーと事業者の双方にとって有益です。これにより、より直接的な顧客サービスが可能になり、事業者は自らの製品やサービスを効果的に宣伝する新たな手段を手に入れることができます。しかし、この機能が小红书のプラットフォーム内での広告や交易にどのような影響を与えるかは、今後の展開を見守る必要があります。

閲覧数:3回0件のコメント

最新記事

すべて表示

越境ECが強化される中国とベトナムとその国境

中国とベトナムの国境に位置する小都市が、越境ECの新たな拠点として注目を集めています。特に、広西壮族自治区の凭祥市では、TikTokの越境小店が活性化し、越南語を話せるライブ配信者が需要を集めています。これらの都市は、ベトナムだけでなく東南アジア全域に向けた越境ECのハブと...

Comments


©2025 吉川國際贸易咨询有限公司

  • Facebook
  • Twitter
  • LinkedIn
bottom of page